同志社大学(所在地:京都府京都市、学長:小原克博)、トヨタユナイテッド奈良株式会社(本社:奈良県奈良市、代表取締役社長:菊池武之祐)、まほろば創研株式会社(本社:奈良県奈良市、代表取締役:小森一輝)は、生成AIビジネスアイデアコンテスト「DDASH AX CHALLENGE」を2026年9月12日(土)から26日(土)まで実施しました。同志社大学が主催、トヨタユナイテッド奈良が協賛し、まほろば創研が協力として企画・運営を担当しました。

コンテストには同志社大学の学生6チームが参加し、トヨタユナイテッド奈良が実際に抱える社内コミュニケーションの課題に取り組みました。期間中には希望した学生が同社を訪ね、社員に直接話を聞きました。学生は生成AIを使ってアイデアと試作品をつくり、最終日に発表しました。

開催の背景

同志社大学の学生向けオンラインコミュニティ「DIGコミュニティ」のアンケートでは、「生成AIの実践的な活用方法を知りたい」という声が多く寄せられていました。

ただ、生成AIの使い方を解説する動画や講座は、すでに数多くあります。そこで本コンテストでは、地域の企業が実際に抱える課題を題材にしました。「誰の、どんな困りごとを解くのか」を決めるところから解決策の発表までを、2週間で一通り経験する内容です。

企画の段階でトヨタユナイテッド奈良から「学生が現場を見学できる機会をつくれないか」という要望があり、学生が同社を訪ねて社員に質問できるフィールドワークをプログラムに組み込みました。

プログラムの内容

DAY1からDAY3まではオンラインで行い、フィールドワークは奈良市のトヨタユナイテッド奈良で行いました。

DAY1(9月12日)では、トヨタユナイテッド奈良 経営企画部 部長の和田考起氏がお題を発表しました。テーマは同社の社内コミュニケーションで、現状の課題として「伝わらない」「発信されない」「届かない」「つながらない」の4つが示されました。続いて、まほろば創研 代表取締役の小森が、生成AIでできることと新規事業の作り方を講義しました。

9月15日のフィールドワークでは、希望した学生が同社を訪問し、自分たちが想定していた課題が現場の実感と合っているかを確かめました。

DAY2(9月19日)では、まほろば創研 取締役CTOの吉江が、生成AIを使った試作品(プロトタイプ)の作り方を解説しました。学生は自分たちのアイデアをもとに、生成AIでアプリの画面やWebページをつくりました。

DAY3(9月26日)の成果発表会では、6チームがそれぞれ7分の発表と3分の質疑応答を行いました。最優秀賞には、社員一人ひとりが持つ情報や声を集め、地図と分野で見える化する社内アプリ「つながりマップ」が選ばれました。

参加者アンケートの結果

最終日に実施したアンケートでは、回答した学生の9割以上がプログラム全体に「満足」「やや満足」と答えました。また、約8割が「課題を捉え、アイデアを具体化する力が伸びた」と答えています。

今後の展望

まほろば創研は今後も、地域の企業と大学をつなぎ、企業の実際の課題を題材に学生が生成AIでアイデアを形にするプログラムを企画・運営していきます。

学生との接点をつくりたい企業や、自社の課題に学生の視点を取り入れたい企業、同じようなプログラムを検討している大学からのご相談をお待ちしています。